こんにちは 深井です
飲食店の人手不足が深刻になっている中、
配膳ロボットの需要が高まっており
今、日本国内では約6,000台以上の配膳ロボットが
人手不足問題の解決策として活躍しています。
そんな中でも、すかいらーくHDの
ガストやバーミヤンなどの飲食店で
導入されている
猫型ロボット「BellaBot(ベラボット)」が、
お客さんだけでなく、
店舗スタッフからも人気を勝ち得ています。
しかもその数3,000台。
全国2100店舗で導入されているというのです。
すかいらーくホールディングスのHPで店舗数を見てみると、
ガスト 1,281店
バーミヤン 352店
しゃぶ葉 278店
ジョナサン 188店
夢庵 167店
ステーキガスト 87店
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などなどを合計して
全てのグループ総店舗数は2,976店。
つまり、3,000台ということは
ほぼ全ての店舗で導入。
かつ国内で最も配膳ロボットの導入が
進んでいるのはすかいらーくHD
といっても過言でないことがわかります。
そして、この猫型ロボット
「BellaBot(ベラボット)」の価格は
1台 約300万円なので
3000台の導入は相当な投資なわけですが、
果たして人手不足問題解決への効果は?
そして、その結果、
連鎖的に拡大する
社会課題解決市場とは?
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配膳効率削減、下膳時間35%など生産性UP
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私も月に何度かガストを利用することが
あるのですが、
ランチタイムでもレジ兼フロア担当1名
+猫型ロボットで
バタバタすることもなくお店が回せています。
”「例えばガストでは、基本的に料理を運び続ける担当者がいます。ピークタイムにはキッチンからたくさん料理が出てくるため、ほかのメンバーがフォローに入って配膳を行ないます。しかしロボットを導入すると、その作業をロボットが肩代わりするので、ヘルプがいらなくなります。
それによって、ノンピーク時にはドリンクバーを今までよりきれいにしておく、トイレチェックも頻繁に行なうなどのサービスの向上につなげながら、ピーク時には今までより早く空いたテーブルを片付けることができ、次のお客様をスピーディーにお通しできるようになりました。従業員の負担という点でも、料理を運ぶ従業員の歩行数が約半分ぐらいに減りますので、従業員の負担軽減にもなっていると思います」(引用:ImpessWatch)”
と話されてもいるように、人手不足解決に
大きな効果があることが伺えます。
<注目ポイント>
今後、注目したい市場ポイントとしては、
こういったように、店舗、工場内で
配膳ロボットが活発に
導入されていくことは必至とすると
ほぼ確実な予測としては、コロナ禍によって
オンライン会議がインフラ化し、
人の運動量が激減しているように、
配膳ロボットの普及=
業務中の運動量が減少
健康維持にトレードオフが、飲食業に関わらず
顕在化してくるということです。
ヘルスケア、ウェルビーイング市場とも
密接に関わりが出てくる
「人手不足」というメガトレンド上の
社会課題解決市場なので要チェックですね。
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接客業務が減り、外国人労働者が働きやすく
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これによって、これまで日本語が
うまく話せないことで飲食店では
採用しにくかった在留外国人の方も
積極的に採用することができるように。
<注目のポイント>
外国人x課題解決の視点では、
インバウンドについては
よく取り上げられていますが
忘れてはいけないのが、
眠れる国内人材=在留外国人の方達です。
現在日本には、272万2000人の
外国人が暮らしています。
そして、このうち15~64歳の
生産年齢人口は85%。
つまり、、、
約231万人もの人手があることがわかります。
厚労省の調査によると既に働いている
外国人労働者数は172万7000人なので、
約60万人もの人手が余っていることになります。
既に日本に暮らしている
この方達を、人材として活かす仕組み化にも
大きな可能性がありますね。