From:深井宣光
昨日は、社会課題をビジネスで解決している
企業2社の方たちから、課題解決を
どのようにビジネスで実現されているのかなどを
詳しくお伺いさせて頂いていました。
1社は、福祉事業。もう1社は、創業40年を超える
情報システム事業を国内外に展開している上場会社さん。
福祉事業のスタートアップは
これまで社会に取り残されてきた
重度障害者の方たちの課題解決を
ビジネスで解決する仕組みを実現しているだけでなく、
一般的な介護職1年目の平均基本給が
17万円程度なのに対して、
約30万円の基本給の支給を実現。
未経験入社2年目で500万円。
役職者になると1,000万円プレイヤーも
いるというので驚きです。
そして、情報システム事業の会社さんでは
これまで別分野で培われてきた技術を
農業分野に適用し、
日本がこれから直面することになる
物流2024年危機や、
既に直面している
酪農市場の課題解決策となる
アグリテックを実現されていました。
一体どんな方法で、そんなことを実現しているのか?
それぞれ、お話を伺わせ頂いてわかったことは
やはり、シンプルにこれまで組み合わせたことのなかった
課題「と」解決策の組み合わせで
社会課題をビジネスで解決する
仕組みを実現し
ビジネスチャンスにしているということでした。
もちろん、その組み合わせを見つけるまでには
試行錯誤は当然ありますが、そのパターンは
シンプルです。
今回の2パターン
今回のパターンは2つで、
1つは「課題起点」パターン
【課題】
制度の不理解による供給不足
低賃金による人材不足 など
【解決策】
利用者視点の制度理解の促進
ビジネス視点の高収益を実現する制度活用 など
課題に、これまで組み合わせたことの無かった
「解決策」を組み合わせていくパターン。
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2つめは「解決策起点」パターン
【解決策】
既存の技術・ノウハウ
【課題】
昔ながらの属人性の業務スタイルによる
ムリ・ムダ・ムラ
輸送コストの増大、点検時の人身事故 など
既存の解決策に、これまで組み合わせたことの無かった
「課題」を組み合わせていくパターン。
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ゼロからビジネスアイデアを生み出すのではなく、
既にあるものを、解決したい課題を
どう組み合わせれば
そこに、課題解決のチャンスがあるか?
つまり、ビジネスチャンスがあるか?
そう捉えることで
社会課題をビジネスで解決する仕組みを
実現していることが特徴です。
ですので、もし、あなたが、アイデアを生み出すことに
課題を抱えていたなら、
是非、これまで組み合わせたことの無かった
・課題と解決策
・解決策と課題
両側から「組み合わせ」を試してみてください。
きっとヒントが見つかってくるはずです。
社会課題はビジネスチャンス!
社会課題をビジネスの成長機会に
ビジネスを社会課題解決の手段に
ー深井
PS
今日の書いた2社の
代表者様や、担当者様には
今後、ウェビナーや
ライブ配信などにご登場頂くことも
計画しているのでお楽しみにしていて下さい。
PPS
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