昨日は昆虫養殖スタートアップの「かえるくん」こと橘木(たちばなき)さんの取材をさせて頂きました。
※画像は、かえるが大好きだったけど、かえるの就職先なんてなかったことに気づいた過去を、楽しそうに振り返って話してくれている「かえるくん」の瞬間を捉えた1枚。
※かえるくんのTwitterアカウントが@kaerukun0519ということは、5月19日生まれでしょうか?だとすると私と同じです。と、それはさておき。
経済産業省とJETROが主催する「始動NEXT INNOVATOR2022」にエントリーした全国約300のスタートアップの中から選抜され、今年3月にシリコンバレーに派遣された20人の内のひとりでもあります。
FacebookからDMを頂いたことだけでなく、始動デモデー時のピッチにパッションを感じていて記憶に残っていたことも今回の取材のご縁となりました。
「かえるくん」の「かえるくん」たるゆえんは、大学時代にはかえるの研究までしていたほどのカエル好きにあります。
そんな「かえるくん」が養殖しているのは、かえるではなく、「ミズアブ」。
昆虫の可能性としては、コオロギや蚕は結構、昆虫食の分野などで一般的にも知られるようになってきている一方、
「ミズアブ」の可能性はまだまだ一般には知られておらずかなりマイナー。ですが、実は家畜飼料や肥料分野などでも大きなポテンシャルを持っていて、
その可能性に気づいたかえるくんは「ミズアブと共にゴミをタンパク源に変換し、世界を救う」挑戦に立ち上がり、現在カンボジアで奮闘中です。
既にミズアブのビジネスポテンシャルに着目して参入済みの大手も存在していますが、その中で、大手だからこそ手を付けないニッチなチャンス市場だけでも市場可能性は大きく、根掘り葉掘り話を深掘りして聞かせて頂いていたら、あっという間に取材時間のタイムアップをむかえてしまいました。
ここまで読んで、現在と「かえる」の関係は?と思われた方もいるかも知れませんが、ちゃんと繋がっているんです。
というこのお話の続きは、別途「かえるくん」に根掘り葉掘り聞かせて頂く企画を検討しているのでその際にお届け出来ればと思います。