From:深井宣光
こんにちは 深井です。
今、なぜ、ウェルビーイング市場が急成長しているのか?
今日は、先日のメルマガに続いてその急成長理由についてです。
※先日のメルマガをまだみていなかった方は
こちらからご覧いただけるので合わせてどうぞ。
理由その 1. 国家レベルの資金が流入
新型コロナの世界的な蔓延によって働き方やライフスタイルが一変したことで、メンタル的な不調をきたす人が増加していることなども大きな引き金となり、各国がまさに国策として巨額の資金投入を開始。
日本では、2021年に閣議決定で国家戦略としてウェルビーイングの指標化施策がスタート。2022年には北陸の富山県でも96億円の予算を計上して、県の成長戦略の中心にウェルビーイングを本腰で掲げるなど、各自治体レベルでもウェルビーイングに対する需要が急騰しています。
世界では2019年にニュージーランドが、世界初の「ウェルビーイング予算」を確保したり、2021年にはフランスがカウンセリングやセラピーにかかる費用の一部を国が負担することを発表。
そして、今年3月には、アメリカのバイデン大統領がウェルビーイングの向上に向けて前例のない大掛かりな戦略を発表。
などなど、世界的な重要課題として注目が高まっており、国家レベルの資金が今、ウェルビーイング市場に流入しているんです。
理由その2. ウェルビーイングな人は、創造性が3倍!
日本は今、超高齢化と少子化の煽りを受けて、急激な人口減少期に突入しており、毎年約70万人、例えるならば、鳥取県1個分もの人が毎年この日本からいなくなっています。
そこで、すでに問題になっているのが、人手不足の深刻化。こういった状況では、人手不足で人を雇いたい企業がいくらでも溢れかえっているので、心から満足して働けていない会社からはどんどん人がいなくなります。
こういった状況を乗り越えるには、働く人が心から働き続けたい!と思える会社であること。そして、これまで以上に少ない人数で生産性を上げられる組織であることが必要ですが、、、
こうした課題を解決するためにも、今ウェルビーイングが注目されているんです。
なぜなら、ウェルビーイングな人は、そうでない人に比べて…
創造性は、3倍UP!
生産性は、131%UP!
売り上げは、137%UP!
することが研究結果で明らかになっているからです。
つまり、働く人と企業がエンゲージメントを高めウェルビーイングな組織を作っていくことで、今紹介したようなパフォーマンスを一人一人が発揮できるようになるということ。
そして、メンタルや体の不調による離職、休職、退職が起きない環境を作っていくことができるので、起死回生の課題解決策として需要が急速に高まっているんです。
そして、理由3つ目は...
少し長くなったので、また次の記事で書きますね。
ー深井
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