こんにちは 深井です。
コロナ禍以降たくさんの飲食店が
苦境に立たされているだけでなく、
ゼロゼロ融資の返済も始まってさらに
状況は悪化。
飲食業界は過去最悪の
倒産ペースになっています。
で、この倒産ですが、
「いやいや、潰れてない店もある分けだから
潰れてる店は努力が足りないだけ。努力しろ」
こんな感じの意見も目や耳にすることもあります。
これを言っていられるのは
飲食業界で起きている問題が
自分には関係ない。と思い込んでるからですが、
実際そんなことはありません。
なぜなら、とんでもない人口減少で
そもそものお客さんの数が爆減している中
例えば、
インバウンド消費は、日本経済にとって
極めて大きな収益源だからです。
事実、観光庁データによると
2023年7-9月期の
訪日外国人旅行消費額は
1兆3,904億円。
そのうち、飲食費は2,604 億円ですが、
飲食店がなければ、この経済効果を
生むこともできませんし、
そもそも、観光目的の上位である
日本の飲食文化を楽しむことができなければ、
インバウンド自体の衰退、、、
地域経済の衰退、、、
日本文化そのものの衰退、、、
と言ったように大きな悪循環が
飲食店の倒産から連鎖して拡がってしまいます。
もはや飲食店の倒産は、飲食店だけの問題ではなく
社会全体で解決すべき問題となっています。
そして、その巨大な飲食業界特有の
課題の一つ一つを解決するところに、
深刻な課題が顕在化しきっている
今だからこそ、
これまでなかった大きな需要と
ビジネスの可能性が溢れ出しています。