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これ、マジでやばくないですか?

突然ですが、あなたは、

「あなたがこれから住む場所は
水没の危険があって、

しかも、

家の2階まで水没するので

まあまあというか
普通に命の危険がありますが、

災害のない時は
便利な街なんでおすすめですよ!

ぜひ、我が街へ!!」

と言われて、そこに住むことを勧められたら

あなたは大切な人や
可愛くて仕方ない子どもや
ペットと一緒に

なんのストレスや不安もなく
そこに住むことができますか?

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こんにちは 深井です。

昨日の朝刊1面をみた瞬間
あまりにもその事実がやばすぎて

3度見、いや、
4度見は軽くしてしまったし、
今もざわざわしていることがあります。

それは、、、

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>市街地内の水没危険地域で人口増 20年で60万人
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こうタイトルが付けられた
8月24日、日経新聞朝刊1面には
このように書かれている。

”住宅の水没リスクがある地域への人口流入が止まらない。
河川の洪水で住宅1階部分が
すべて水につかる可能性がある
市街化区域の人口が
過去20年間で約60万人増えたことが、
日本経済新聞の調査で分かった。”
(引用:日経新聞)

そして、

人命に関わる被害が出る恐れはわかってはいるが
自治体が、居住を勧めているということなんです。

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なぜ、やばいのに居住を進めざるを得ない?
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さらに、、、居住を進め続けた結果、

2階まで浸水の恐れがあるところに暮らす人は
すでに790万人に増加…

では、なぜ、やばいのをわかっていても
該当地域の居住者を増やし続けているのか?

自治体側の理由の多くが、

人口が減少しているから
行政効率をあげるため

だどいうことなんです。

そう、コンパクトシティの一環です。

急激な大雨で増水すれば、
アスファルトに覆われた
道路は一気に急流&濁流が支配し

逃げ出すのは困難なのが
都市型水害の恐ろしいところ。

しかも、1980年代と比べて
水害発生リスクは約2倍にまで増加している中、

2020年に国交相が定めた指針に基づいて
「防災指針」を公表できているのは
わずか、172都市であることからも

ほとんどの都市では、防災対策に
手が回り切っていないことが伺えます。

そして
全国の自治体が居住を勧めている地域の
9割が水没の危険性があるという
同省の調査結果も出ています。

 

たしかに、例えば、

この日本は30年以内に東日本大震災を超える
巨大地震「南海トラフ大地震」に
被災すると予測されているので

極論を言えば、日本の大半に暮らすことが
危険じゃない?という意見もあるかもしれません。

ですが、住まなければいい
住まわせているのが悪いという話ではなく、

私たちはこの日本で、住む地域に関わらず
災害から身を守り安心して暮らし続けるために
まだまだ打てる手を出し尽くしては
いないと思うのです。

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コアイシューはどこにある?
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この課題のセンターピンである、
コアイシューはどこにあるのか?

自治体側は一体何を考えているのか?

2階まで水没して
命の危険性がある地域に暮らしていることを
知っているけれど

目の前の何かを優先せざるをえず
フラストレーションに蓋をしてしまっている
人たちの抱えている
できることなら今すぐ解決したい
強力なペインとはなにか?

水没から人命を守り
安心を届けることができるプロダクトとは?

国め!自治体め!なんとかしろ!

と、何かを当てにして
憤りを吐露するのではなく、

ステークホルダーそれぞれが
今すぐにでも解決を熱望する欲求
そして、コアイシューを捉えて
解決してしまうのが

社会課題解決型のスタートアップ。

 

災害対策市場は
2026年までに現在の1.3倍の

1,352億円市場に成長が予測されている
巨大市場。

あなたは、この市場に
どんなビジネスアイデアで
課題を解決しますか?

 

今回の課題については、
ぜひ、自治体からも直接実際に
取材の上、お話を伺ってみたいと思っているので
その際はまた記事でお届けしますね。

それでは、また。

 

ー深井

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