こんにちは 深井です。
先週金曜日は、月刊スタートアップ・シークレッツの会員さん限定の、新春特別ウェビナーを開催させて頂いていたのですが、
その中で、今現在も最前線で、次々に社会課題から「儲かる新規事業」を最短最速で立ち上げ続けている経営者である、biotechworks-h2 代表 西川さんから、
シンプルだけれど、とても本質的で貴重なリサーチ術についてお話しいただいたので、そのお話をシェアさせて頂きます。
では、そのリサーチ術とは…
〜以下引用〜
-西川さん
新規事業としてやるとき、これまでと違う分野でやる時というのは、今できてないこと。誰もできていないことを探します。
今誰かができていることや、ネットで情報収集できることは、既に誰かがやっています。
コピーモデルとしてはいいかも知れませんが、やっぱりその人たちについていくのはかなり大変です。
調べても存在しないもの、出来てないものっていうのをやっていきます。
〜引用ここまで〜
そう、つまりはこの社会で課題があるのに、調べても解決策が存在しないものがないか?誰もやっていないものはないか?を調べているということなんです。
とかく、新規事業を立ち上げるとなると、うまくいきそうなビジネスを探している経営者や担当者の方がほとんどです。
ですが、そういった新規事業の成功率はわずか数%。ほとんどが失敗に終わります。
ですが、西川さんの発想は真逆。
うまくいくビジネスを探すためのリサーチではなく、課題があるのに、調べてもこの社会に解決策が存在しないものがないか?誰もやっていないものはないか?をリサーチしているんです。
あなたは、社会課題解決とビジネスの可能性に着目していながらも、課題ではなく、うまくいく社会課題解決ビジネスを探していましたか?
それとも、西川さんと同じように、この社会で課題があるのに、調べても解決策が存在しないもの、誰もやっていないものを探していましたか?
もし、前者であったなら。ぜひこの機会にリサーチをアップデートして社会課題から新たな成長事業を生み出す2024年にしてください。
それでは、また次の投稿でお会いしましょう!
ー深井
Social Challenges are Business Opportunities!!
【ナビゲーター】深井 宣光
Startup-Japan ナビゲーター/KUSUNOSE&Co. SDGs/スタートアップ事業/COO一般社団法人SDGs支援機構 事務局長/経済産業省関東経済産業局のベンチャー支援事業サポーター/東京都スタートアップ支援事業「NexsTokyo」メンター
社会課題をビジネスで解決する仕組みと成功法則の調査・研究者。各種メディア、企業でのSDGs/サステナブル企画の、企画・監修のほか、講演、執筆、社会課題解決型のスタートアップのメンタリングなど多岐に渡って活動。NHK WORLD JAPAN「未来計画Q」公式サポーティングパートナー、フジテレビ「チャギントンSDGs」シリーズの他、日本テレビ「ZIP!」、テレビ東京「秒でNEWS180」「美しき捨て方」等、各局のTV番組等を監修及び出演。Googleが世界規模で推進する「Humans of YouTube」にて、社会的・文化的・経済的に有意義な影響を与えた日本を代表する100人の一人に選出。著書に「小学生からのSDGs」(KADOKAWA)。「SDGsビジネスモデル図鑑・社会課題はビジネスチャンス」(KADOKAWA)がある